東京理科大学
R.K

私は小さい頃から漠然と空や宇宙が好きでした。学校からの勧めで高校2年生の6月にオープンキャンパスに参加し、自分のやりたいことは飛行機やロケットなどの航空機の設計といった航空宇宙工学の分野だと気づき、さらに調べていく中でロケットの打ち上げが成功して心の底から喜ぶ人たちの様子を知り、私もそのような進路を歩みたいと思いました。
高校2年次で特進数理(現数理AG)で行われる理数探究の授業では「スピーカーのコイルの巻き数が及ぼす音量の変化について」という探究を行いました。先生方のサポートもあり外部発表にも参加し、高校や大学の先生の前で発表をするという貴重な経験ができました。
私は高校3年次でも理数探究を継続することを選択し、1年間かけて「翼の形状が及ぼす揚力の影響度合い」というテーマで探究を行いました。この探究を通して私自身の航空宇宙工学への熱意を再確認でき、大学で行う研究に比べたらスケールは小さいものですが研究をすることの楽しさと苦労の両面を知ることができました。高校生活を通して気づくことができた航空宇宙分野への熱意を生かして大学でも頑張っていけたらと思っています。