グローバル関係

長期留学体験記(ドイツ)

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本校には様々な留学プログラムがあります。コロナ禍で海外研修の実施が難しい状況でしたが、最近はだんだんと規制が緩和されてきました。2022年度はオーストラリア短期留学(2週間)、ニュージーランド中期留学(約3カ月間)を実施しました。

また、希望する生徒は1年間の長期留学も可能です。今回は、昨夏まで約1年間ドイツに留学していた本校の卒業生に話を聞かせてもらいました。

 

――留学時期、期間、場所を教えて下さい。

卒業生:高校3年生の2学期から約1年間の休学をして、2021年8月末から2022年7月までの約10ヶ月間ドイツのハノーファーという街に留学していました。

 

――留学を考え始めた時期、留学の理由を教えてください。

卒業生:元々海外に興味があり、いつか留学をしたいと考えていました。また、自分自身の武器を増やしたいとも思っていました。留学前の自分はどこか自分に自信がないことが多く、そんな状態から一皮剥けて成長したいと思い留学を決めました。

 

――エージェントを決めた経緯を教えてください。

卒業生:留学を決めた当時は、まだコロナウイルスにより入国の規制がかかっていて、いくつかの留学団体は留学生の受付を再開していませんでした。しかし、日本国際生活体験協会(EIL)はその影響を受けずに留学の受付をしていたため、エージェントをEILに決めました。

 

――留学先の生活の様子を教えてください。

卒業生:留学中はホストファミリーの家にホームステイをして過ごしました。ホストマザー、ファザー、ホストブラザー2人と、ホストシスター1人の5人家族でした。犬もいたので、暇な時間はよくお散歩に行っていました。家事は特に役割が決められていたわけではなかったのですが、時間がある時には食洗機を回したり、洗濯機を回したりしました。土日は学校が基本的にお休みだったので、一緒に車でお出かけしたり、学校の友達と遊んだりしていました。また、ホストマザーが教会のオルガン奏者をしていたので、日曜日は一緒に教会へ行き礼拝に参加しました。学校の長期休暇には、ドイツの周りの国にも沢山行きました!

 

――留学先の勉強の様子を教えてください。

卒業生:授業はすべてドイツ語で、最初は何を話しているのか全く理解することができず、とても大変でした。日本でも少しドイツ語を勉強してから行きましたが、自己紹介と簡単な挨拶ができる程度だったので、友達との会話も最初はとても苦労しましたが、周りの友達がとても優しく、わからないことは英語で伝えてくれたので、なんとか学校生活を送ることができました。ドイツの学校には部活動がなく、学校も13時過ぎに終わるので、放課後は各々習い事でスポーツをしたり、楽器を習ったりしていました。ちなみに僕は、ギター、乗馬、マンツーマンのドイツ語レッスンをして放課後を過ごしていました。外部での活動を通じて、新しいコミュニティーの人と繋がれたこともとても楽しかったです。

 

――留学を考えている生徒へのアドバイスをお願いします。

卒業生:留学は自分自身が大きく成長できる素晴らしい機会となります。高校生の貴重な時間の一部を海外で生活して、様々なことを自分の目で見て肌で感じることで、今まで見ていた世界が何倍にも広がって見えるようになります。留学中に沢山の困難を乗り越えることで、自信につながります。留学への不安も沢山あると思いますが、絶対にチャレンジする価値があります!留学で培った自分の視野や物の考え方は、その後の人生において大きなパワーを発揮してくれる物だと確信しています!